シェアハウスで1年暮らしてみて【メリット・デメリット】
引っ越し先にあるロフトへの梯子が右側しか止められていないと気づいて恐怖を感じている、ヤマノカホ(@kaho_yamano)です。しかも、梯子と壁がたった2本の釘で打ち付けられているだけです。釘の長さは足りているのかしら。毎度ミシミシいうのだけれど……
というわけで、シェアハウスを卒業したヤマノですが、感想は前回こちらの記事 で書きました。
そこで、今回はもっとハッキリと【メリット/デメリット】を書いていこうと思います。
シェアハウスへの引っ越しを視野に入れている方は、体験談としてぜひ参考にしてください。
シェアハウスのメリット5選
まずは、シェアハウスで暮らすメリットを5つ紹介します。
メリット1:光熱費、日用品などの雑費、Wi-Fi費などの管理がいらない
これは、最大のメリットと言っても間違いないと思います。
個人的には、毎月変動する光熱費が本当にイヤで……。だって、コストの管理をしにくいじゃないですか?
冬だから、ガス代・電気代でトータル+4000円くらいかかってる…。この4000円を別のことに使うつもりだったのに…!
ってなりますよ。ビンボーですから。
それに、トイレットペーパーやキッチンの中性洗剤だって「あっ…、買い忘れてた……」なんてことがないんですよ!日用品って、買おうと思っていても、つい忘れちゃうんですよね。でも、そういう共用スペースで使うものは常に補充しているので、気にかける必要がないんです。
メリット2:自分では買えない・買う必要がない、家電などを使える
たとえば、トースターとコーヒーメーカーはデロンギで電子レンジはヘルシオ。ブラウンのブレンダ―フルセットもありました。
自分で買うなら、こんな高価な家電は買いません。もっとお手軽価格のものを探すし、たとえばブレンダ―だってフルセットはいりません。そんな、一人暮らしには贅沢な設備を使うことができました。
もちろん、家電を買わなくていいので初期費用が安いことも魅力ですよ!
メリット3:シェアメイトさんたちとの交流
これは、好き嫌いがわれますよね。ヤマノは交流が多くないシェアハウスを選んで住んでいました。だから、
毎週末パーリー!イエーーーィ!!!
みたいなことはありませんでした。最近、シェアメイトさんが増えてからは毎月交流会をしていますが……
そんな交流キライ?なヤマノですが、やっぱり人がいる空間は安心感があります。集まりには興味がないけれど、日ごろキッチンなどで顔を合わせて雑談するのは、楽しかったですし心地よかったです。
また幸いなことに、ヤマノがシェアハウスに住んでいたときに大きな災害などはありませんでした。が、一緒に協力できる人がいるということは、やっぱりそれだけで安心です。
何かあっても一人じゃない、というのは心強いものでした。
メリット4:建物内で気分転換ができる
通常の一人暮らしであれば、生活場所は自分の部屋だけですよね。一人暮らしの場合は、部屋数が多くても1LDKでしょう。それに、部屋の広さだって広いわけではない。
けれど、シェアハウスでは自分の部屋以外に広々としたリビングを使うこともできるんです。晴れた日は、屋上でのんびりしたっていい。
共有スペースとはいえ、開放的な空間が住んでいる建物内にあるのは気が滅入らなくていいですよ!
メリット5:日常の面倒くさい雑事がない
トイレ掃除、お風呂掃除、キッチンの掃除、ゴミ捨て…。こうした生活に必要だけど面倒な雑事をする必要がありませんでした。なぜなら、管理会社がマルっとやってくれるから。
まあ、ゴミ捨てだけは当番制だったので、2ヶ月に1回くらいのペースで担当していたんですけどね。
シェアハウスのデメリット3選
次に、シェアハウスで暮らすデメリットを3つ紹介します。
デメリット1:自分のペースで生活できない
シェアハウスには、ハウスルールというものが存在します。一緒に暮らすみんなが気持ちよく生活できるように、というルールです。
ヤマノが住んでいたハウスでは、この“ルール”でキッチンを使える時間、洗濯機を使える時間、屋上を使える時間を決められていました。他には、使った食器はすぐに拭いて元の場所に戻すこと、建物の敷地内でたばこを吸わないこと、なども“ルール”になっていました。
たばこは吸わないので別にいいんですが、時間が決まっているルールがきつかったです。
また、“ルール”を守らない人も中にはいます。とくにイヤだったのが、食器を水切りカゴに残したままにする人。次に使う人が洗った食器を置けないんですよ。それに、ずっと空いてある食器に洗剤の泡がハネてることもあって、そのまま食器を使うことが怖かったです。
人が増えてからは、ヤマノは自分で買ったシリコンスチーマーとカップ、タッパーしか使っていませんでした。
デメリット2:共有スペースは順番待ち
ハウス内の共有スペースは、キッチン、シャワールーム、バス、トイレ、洗面所、出入り口。トイレと洗面所は各フロアにあったので、同じ階に住む人との共有でした。その他のキッチン、シャワールーム、バス、出入り口は全ハウスメイトとの共有。
ヤマノが住んでいたシェアハウスは、住民が12人いました。そんな大人数がキッチンとお風呂まわりを共有…それはそれは、順番待ちの嵐ですよ。
みんなが夕飯を作りはじめる時間に、オーブンレンジのオーブン機能を30分使っている…なんて、思いやりのない方も。デロンギのオーブントースターだって、オーブンとして使えるのにね。
夕食やシャワーの時間が思うようにいかないと、夜の時間の使い方が思うようにいかなくなります。帰宅後、さっさとご飯を食べてシャワーを浴びて、残り2~3時間はゆっくりブログを書いたり映画を観たり……なんて、思い描いたスケジュールでは進まないんです。
結果、細かいムダな時間が生まれて、平日のプライベート充実なんてあったもんじゃありません。
デメリット3:住み心地の良さがハウスメイトで左右される
先ほどのオーブンレンジの話もそうなのですが、思いやりのない人はいます。共同生活ということを考えずに、一人暮らしや実家暮らしと同じように振舞う人がいるのも現実。
ヤマノがシェアハウスを出た理由も、ハウスメイトに嫌な人がいるからです。
先月、ヤマノの隣に引越してきた人が本当にヒドくて……
22時にキッチンで2階まで聞こえてくる音量で音楽を流していたり。23時にスピーカー状態のフェイスタイムで大声で通話をしていたり。ゴミ捨て当番なのに、一度も役割を果たさなかったり……
そんな隣人がイヤすぎて、ヤマノはハウスを出ました。だって、フェイスタイムだって毎晩なんですよ!静かにしてほしいって、要望だって伝えたんですよ!
とても不愉快ですが、仕方がありません。
まとめ
メリットの方が多いじゃん!と思われるかもしれませんね。
たしかに、数だけならメリットの方が多いんです。ただ、デメリットの一つ一つのインパクトが大きくて…
生活を思うように営めないというのは、やっぱりキツイです。それに、毎晩の騒音はなかなかのストレスですよ。
あと、つい最近までハウスメイトは4人しかいなかったんです。それが12人まで増えたので、住み心地がまったく違って。しかもみなさん自炊をするので、冷凍庫がパンパンになっているなど、使い勝手のワルさは進行中って感じでした。
本当は、転職予定なので入社日が決まってから会社の近くに住みたかった…。月給も増えるから、払える家賃の上限もグンッと上がるし…。
それが、ハウスの環境にガマンできなくて同じ駅のオンボロアパートへの引っ越しですよ。今回は敷金礼金もかかっているので、最低でも1年は住みたい…(貧乏性)。
こんな予定じゃなかったのになあ~~~~
綺麗な1LDKに住むつもりだったのにな~~~~
築50年って…………
オシマイ。
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