26歳OL、正社員辞めました

Freedia

26歳OL、正社員やめました

結婚式の友人代表をスピーチを考えるときの6ステップを紹介!

f:id:kahosblog:20180506114759p:plain

結婚式で友人代表のスピーチを考えたときのステップを紹介します。

 

この間、友人の結婚式で“新婦友人代表のスピーチ”をしてきた、ヤマノカホ(@kaho_yamano)です。実は、きちんとした結婚式に参列したのは初めてでした。

だから、今までスピーチを聞いたこともなく、手探り状態で原稿の作成と当日のシミュレーションを行ないました。そんななかでも、多くの人から褒められるスピーチをできたので、そのコツを紹介します。

 

 

 

 

はじめに:女性のスピーチは“手紙”がオススメ

 

結婚式に出席したことがない人は、「スピーチ=何も見ないで話すこと」だと思うかもしれません。でも、実際は女性の場合“手紙”を読み上げるパターンが多いです。みなとみらいの結婚式場で働いている知り合いに聞いたところ、一人でスピーチする場合は7~8割が“手紙”だと言っていました。

手紙だとカンニングしてるみたいで、失礼じゃない?

きちんとした式のイメージに合わなくない?

最初、わたしはそう思って“手紙”に抵抗感がありました。でも、実は“手紙”って時間がかかるんです。

大事な友だちの結婚式に向けて、しっかりと考えて丁寧に書いた“手紙”は、幸せな日にぴったりのプレゼントになるんです。

 

 

“手紙”を書くときのポイント

 

“手紙”を書くステップを紹介する前に、大切にしてほしいことがあります。

それは、“手紙”でもスピーチの“役割”を意識すること。

スピーチには3つの役割があるんです。

・新郎と新婦へのお祝いの言葉

・親友として、新婦へ贈るメッセージ

・他のゲストへ向けた、新婦の紹介

“手紙”というカタチだと、新婦へのメッセージが強くなりがちです。でも、結婚式って新郎新婦にとっては、それぞれの関係者に相手をお披露目する席でもあるんです。

ということは、他のゲストに対して“新婦を紹介する”という点もすごく大切なんです。実は、お祝いを言えば良いだけではありません。

すこしハードルを上げましたが、大丈夫です。“友だちのどんなところが好きなのか”を言葉に換えていけば、あなたらしい新婦紹介になります。

 

 

“手紙”を書いていくステップを紹介

 

書店やインターネットで「結婚式 友人 スピーチ」と検索すると、結婚式のスピーチについての記事がたくさん出てきます。でも、そのほとんどが「使ってはいけない言葉」や「文章の構成」について書いているだけ。

そもそも、何を書けばいいかわからないの!!!

と、モヤモヤしていました。

そこで、ここからは実際にわたしが“手紙”を書いたときのステップを紹介します。

 

 

ステップ1.いつの時代の友人について書くか決める

まず、最初に“いつの時代”の友人について書くかを決めます。

スピーチを頼まれる関係ということは、付き合いが長い人もいるでしょう。わたしも、新婦とは中学生の頃から友だちで15年近く付き合いがあります。その分、思い出がたくさんあるから「なにを話そう??」と困ってしまいます。

そこで、いつの話をするか決めます。決め方はいろいろあると思いますが、一番濃く一緒に過ごした時期や一緒に過ごせてよかったなと思う時期を選ぶと書きやすいです。

わたしは“一緒に過ごせてよかったな”と思っている“中学時代”について話しをしました。

また、専門学生・大学生や社会人になってからの知り合いは、中学高校時代の話はあまり知りませんよね。だからこそ、“友人らしさ”

 

ステップ2.設定した時代のエピソードをできる限り書き出す

つぎに、ステップ1で決めた時代のエピソードを書き出していきます。どんな些細なことでもいいです。

毎朝一緒に登校していて、時間に遅れ気味の自分を待っててくれた

学校の予定をしっかりと把握していて教えてくれる

受験期間に、昼休みまで勉強をしてがんばっていた

お弁当のお箸を忘れると、必ず予備に持っている割り箸をくれる

面倒見が良くて、後輩からも慕われていた

新しいことをはじめるのに抵抗感がなくて、いろんなことにチャレンジしていた

などなど...

本当にどんなことでもOKです。大きな出来事よりも、日常に寄り添ったエピソードの方が新婦らしさを伝えることができるからです。

 

ステップ3.彼女に対するイメージや彼女の魅力ポイントを書き出す

次に、新婦の性格や魅力だと思っているポイントを書き出します。新郎やゲストに紹介したい、彼女の素敵なところを思いつく限り書いていきます。

大らかなところ

優しいところ

どんなときも笑顔のところ

努力家なところ  などなど...

どんなことでもいいので、できる限り書き出してください。また、彼女の魅力を書き出しているときに、具体的なエピソードが思い浮かんだときはメモを取っておきます。

 

ステップ4.紹介したい彼女の魅力と、魅力を表すエピソードをピックアップ

ステップ3で書き出した彼女の魅力の中で、一番新郎やゲストに紹介したいものを選びます。スピーチは3分ほどが理想なので、ピックアップは多くても3つまでにしましょう。

魅力をピックアップできたら、その魅力を紹介するのにぴったりなエピソードを、ステップ2で書き出したものから選びます。

 

ステップ5.スピーチの原稿を書いていく

これまでの準備をもとに、スピーチの原稿を書いていきます。普段は言えないような気持ちやわざわざ言わないよう思いを書くと、ステキなプレゼントになると思います。たとえば、友だちに対して尊敬してる部分とか、憧れているところとか...結婚式でもないと、照れるし言う機会もないですからね。

また、テクニックのポイントは3つあります。

1.彼女の魅力を明確に伝えること

<例>〇〇さんは、中学生のことから、みんなにやさしい人でした。

2.エピソードは想像できるくらいに具体的に

<例>〇〇さんは、新しいクラスで馴染めなかった私に、最初に声をかけてくれました。

3.3分以内におさめる

主役は新郎と新婦です。スピーチは、その2人に花を添えるだけ。校長先生の話みたいに長く話さなくてOKです。また、時間が短いので回りくどい表現を削ること、リズムの悪い表現は変えることを意識するとGOODです。

<例>「〇〇ということです。→〇〇です。」

<例>「~でした。~でした。→~なこと。~でした」※おなじ文尾をくり返さない

原稿を書いたら、時間を計ってください。早口になり過ぎないように注意してください。

話してみると驚くんですが、意外と3分って短いんです。そこで、少しずつ文章を削っていきます。また、3分は冒頭やシメの挨拶もふくめて3分なので、挨拶もふくめて原稿を考えましょう。

文章の例や使ってはいけない言葉、マナーなどはこんな本が参考になります。

★参考本★

 

ステップ6.手紙を書く

原稿がすべて完成したら、新婦に向けたメッセージ部分だけ手紙に書きます。わたしが話したときは便せん2枚半くらいの長さにおさめました。便せんは白・ピンク・水色などがおすすめです。伊東屋に素敵な便せんがたくさん売っていたので、わたしは伊東屋で買いました。

 

www.ito-ya.co.jp

 

スピーチをした感想

 

結婚式のすこし前に結婚式場の人から連絡がありました。スピーチの時間や“手紙”を読むか、“手紙”の場合は読み終わったら新婦に渡すか確認をされました。

わたしはスピーチ後にゲストの目の前で手紙を渡しました。親友の結婚式で“手紙”というプレゼントを贈れたことは、本当にうれしかったです。

緊張するのは当然です。「人前で話すなんて、イヤだな...」「話すことないよ...」と思う人もいるでしょう。でも、考えてみてください。結婚式のような晴れ舞台は、人生の中で数えるくらいしかありません。そんな大切な日に友人代表のスピーチを任せてくれるのは、彼女があなたとの友人関係を大切に思ってくれているからです。

“大切な友人への気持ち”を中心に考えてみると、少しだけ気持ちが楽になりますよ。