美脚のための“6つの習慣”を理学療法士さんに聞いてみた。
美脚のための“6つの習慣”を理学療法士さんに聞いてみた。
今まで何も意識せずに立ったり歩いたりしていた、ヤマノカホ(@kaho_yamano)です。バレエでもやっていない限り、それがふつうだと思います。
そんな、姿勢に無頓着だったヤマノですが、ふとした瞬間に「おしりが開いてる!!!」(変な表現で恐縮です)と気付いたことがきっかけで危機感を覚えました。
そこで、理学療法士さん(と整体に行っている友人)に美脚を手に入れるための6つの習慣を聞きいてきました。
“腹式呼吸”で身体のコアをきたえる
美脚に限らず、美しい身体を手に入れるには美しい姿勢が重要です。そして、美しい姿勢のポイントは“骨盤”と“肩甲骨”。
1つ目の習慣“腹式呼吸”は、コアの筋肉を鍛えることで骨盤を正しいカタチで保つことができます。
また、中の方の腹筋<インナーマッスル>がつくことで内臓も正しい位置に戻ります。内臓は腹筋や背筋で支えられている状態なので、腹筋や背筋がなくなると下がってきてしまうんです。その下がった内臓でポッコリお腹に…なんてことも、よくあるそう。
この内臓を支えるインナーマッスルが仕事をしているか見極めるポイントは、「肋骨に指が入るか?」。あおむけになった状態で、肋骨にしっかりと指が入ればOK。でも、意外と入らないんです…指が入らなかったら、腹式呼吸と寝る前に肋骨回りのマッサージをするといいそうです。
ちなみに、腹式呼吸にはイイコトがたくさん。そこで、腹式呼吸のメリットもピックアップしておきますね!
・インナーマッスルを鍛えて内臓を正しい位置にもどす
・猫背改善や防止につながる
・ウエストは細くなる
・腸が刺激されて便秘が解消される
・リラックス効果で自律神経が整う
・ストレスが軽減する
・血行がよくなって冷え性が防止される
腹式呼吸のときは、吸い込んだ空気でお腹が押し広げられることを意識してみてください。
うつぶせになって、両腕を上に伸ばす
うつぶせになって、両腕をまっすぐ頭の方に伸ばして「のび~」っとする。
それだけで、背筋が鍛えられます。姿勢が悪いということは、そもそもの筋力が足りていないので、ガッツリ運動をしなくても筋肉が鍛えられるんです。
また、肩甲骨も動くので背中・胸・お腹がほぐされます。肩甲骨の動きが鈍くなると、肩こり・便秘・頭痛・目の疲れなどなど…身体中の不調につながります。だから、日常でも肩甲骨を意識するだけで身体が変わるそうです。
また、もっと肩甲骨回りを改善したい人には“肩甲骨はがし”がオススメ。
こちらの記事が、とても参考になりますよ。
イスの高さを“高め”にする
肩甲骨つながりで、もう一つ。
仕事中、椅子の高さがどうしていますか?もしかして、低めにしていませんか?
イスが低いと、肩があがります。そうすると、肩回りの筋肉が緊張していまうんです。かといって、PCの位置を高くして腕を宙に浮かせた状態でキーボードを操作するのもダメ。キョンシーみたいに腕を浮かせていたら、それだって肩に負担がかかります。
そこで大切なのが“椅子の高さ”。
肩が下がった状態でキーボードを操作できる高さに、椅子を合わせます。そうすると、腕が自然と伸びるんです。また、背筋もまっすぐしてデスクに向かうことで、姿勢を保つためのインナーマッスルも鍛えられます。
間違っても、椅子を高くしたからといって、PCに覆いかぶさるような姿勢にはならないでください。
バレリーナの立ち姿を真似する
お尻、開いていませんか?
キュッとお尻が閉じていると言えますか?
変な質問ですが、意外とお尻が開いている人っているんです。これは、モモの内側の筋肉が足りないから。そうすると、骨盤周りを支えられないので、骨盤が正しい位置に収まることができません。
そこで、大切なのが“立ち姿”。おすすめの立ち姿は“バレエ立ち”です。
といっても、つま先立ちではありません。“1番ポジション”といわれる、つま先を180度に開いた立ち方です。
▼つま先を開けるところまで開く
▼お尻と内腿の筋肉をキュッと締める
たったコレだけです。そうすることで、骨盤周りの筋肉が鍛えられるんです。
ヒップアップ、太腿痩せ、腰回りのサイズダウンなどなど…さまざまな効果を期待できますよ。
大人になると、意識的に動かないと運動をする機会ってないんですよね。でも、「ジムは続かないし、外を走るのは焼けるからイヤだし…」という人が結構いますよね。
そんな人は、日常のちょっとした姿勢を気を付けるようにしてください。それだけでも、美しい身体に近づくことができますよ。
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