シェアハウス、卒業。
シェアハウスからの、卒業。
シェアハウスのお局と化して久しい、ヤマノカホ(@kaho_yamano)です。
女性専用のシェアハウスで生活をして1年ちょっとが経ちましたが、このたびシェアハウスを卒業することにしました。
シェアハウスで暮らすメリット・デメリットはまだ別のタイミングにするとして、今日は日記のような感想文のようなものをつらつらと書こうと思います。
1年暮らした所感として…
総括からはじめるのは如何なものか、と思いますが、まずは1年暮らした感想から。
ぶっちゃけ、シェアハウスに“自分の家”という感覚を抱くことはありませんでした。
まあ、仮住まいとして暮らすつもりでいたから、当然といえば当然なんですが。前提としてシェアハウスを選んだ理由を書くと、こんな感じです。
◇契約社員への転職が失敗だったときに、さっさと田舎に帰れるように
(⇒早期離職のリスクを感じていた)
・家電などを買わなくていいから、転居しやすい
・敷金、礼金といったランニングコストがないから、すぐに引っ越しても後悔しない
◇知合いが多くない街で、独りぼっちの家に帰りたくなかった
・人の気配があるだけで安心
・雑談したいなら、リビングに行けばOK
◇いい経験になるかな、と思って
・普通に生活していたら話さない人と触れ合える(外国人など)
・許容できる生活環境が広がりそう
(大学生時代の家が新築1LDKだったので、いいところにしか住んだことがなかった)
・話のネタになる
◇金銭管理ができない性格
・家賃に光熱費、日用雑貨代、Wi-Fi代が含まれているから、流動的なコストを食費とスマホ代だけに抑えられる
ザックリまとめると、生活を管理する面倒臭さをできるだけ自分の管理外に出して、身軽・気軽に生活したから。というのが、シェアハウスを選んだ理由です。つまり、最初から“生活を営む場所”とは思っていませんでした。
そもそもね、アラサーの女が女性専用のシェアハウスに住むって、枯れていく伏線じゃないですか?ずっとシェアハウスになんていたくないですよ。恋人ができたら、一緒にお部屋でのんびり過ごしたいもの。下心くらい、ありますよ。長らく、恋人いないけど。転居先も“女性専用”アパートだけど。
そんなこんなで?私の意識的にも、“自分の家”という感覚はないまま1年間を過ごしました。なかなか伝わりにくいと思うけど、感覚としては“ゲストハウスに連泊中”という感じ。実際に、下階はAir bnbだったしね。
いい歳して、シェアハウス…?
シェアハウスで誕生日を2回迎えて、「いい歳して、シェアハウス…?」という気持ちがムクムクと湧いてきました。ここ半年くらいかな?
なんだかんだシェアハウスの物件を調べていると、学生向けが多い気がするんです。少なくとも、私のいたシェアハウスの価格帯では。
社会人が集まって暮らしてるのオシャンなシェアハウスって、意外と家賃が高いんですよ。10万円とか。そんなん、一人暮らしのマンションだって、ある程度のスペックのところに住めるじゃん!って思いませんか。
そんなところなら、“いい歳して”なんて思いませんよ。
ただ、私のいたシェアハウスは安いんですよ。学生価格です。まあ、契約社員の給料にはピッタリなんですけどね。情けなさは、常に感じていました。充分に稼げないのは、やっぱり恥ずかしかったです。気にしないタイプだと思っていたんですけどね。基本的に就労意欲はミジンコくらいの量しか持っていないんですが、しっかり働きたいなと思いました。残業月40時間とかいかない程度で。
話は逸れましたが……、とりあえず私は、だんだんシェアハウス暮らしを恥ずかしく感じるようになりました。
素っ裸で、踊りたいのよ。
まあ、実際にしたいわけではないけれども。気持ち的にね。
バラエティ番組に突っ込みいれながら見たり、音楽番組と一緒に鼻歌を歌ったり。そんな、他人には見せたくないけど大切なストレス発散ってあると思うんです。
窮屈に感じるほどじゃないけど、気持ちに部屋着くらいなら着せてもいいけど、真っ裸で踊れるなら踊りたくなることであるでしょう?
これは、デメリットとは言えないくらいふんわりした感覚だけど、感想として思うところではあります。
まとめ
シェアハウスに帰巣本能はいだかないだろうな。1年住んでみて、自分の家が欲しくなったよ。